長野自動車道(上り線)姨捨SA(おばすて)に、月と俳句をテーマに「月の里おばすてサービスエリア」としてリニューアルオープンいたしました。
「文化宿るおもてなし」をグランドコンセプトに掲げ、プロジェクト全体のプロデュースをさせて頂きました。
この物件は当社のプロジェクトの中でも、業務範囲の広い物件の一つに数えられます。
クライアント | ネクセリア東日本株式会社・アルピコ交通株式会社 |
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場所 | 長野県千曲市 |
規模 | 900m² |
OPEN | 2014年 |
私たちがまず取組んだ事は、「姨捨(おばすて)」という負のイメージの払拭です。
ここは、国の指定を受ける程のすばらしい美観を持っている場所であり、文化の歴史が眠っている場所というプラスの要素が備わっている場所でした。
過去の歴史において、この美観の為に小野小町、松尾芭蕉、小林一茶という著名な俳人、江戸時代では多くの庶民がここに集ったという観光スポットだったそうです。
私たちは改めてそれらに焦点をあて、新しい「おばすて」ブランド「月の里おばすて」を作ることにしました。
景観の代名詞である「月」、「棚田」、ここの文化の代名詞「俳句」をデザインのモチーフとして散りばめ、来店客に説明せずともこの場所の歴史背景や良さを感じ、持ち帰って頂くそんなデザインをほどこしました。
サービスエリアでありながら、ここに眠る歴史文化を感じられる場所です。
「PRODUCER」 | プロジェクト全体を統括し全体企画を考える |
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「PROMOTER」 | マネージメント管理する |
「PLANNER」 | MDから商品企画、開発を考える |
「DESIGNER」 | 空間をデザインする |
「SIGNGRAPHIC DESIGNER」 | サイン&ロゴとパッケージをデザインする |
「DISPLAY DESIGNER」 | ディスプレイ、商品陳列をデザインする |
「CONSTRUCTOR」 | 絵を形にする(2D→3Dに) |
ソフトからハードまでトータルプロデュースし、施設&商品、サービスまで全てにおいてグランドコンセプトを徹底することができました。
結果、スムーズな進捗、全スタッフへのコンセプト浸透に繋がり、お客様の満足のいくモノを収めることができました。
オープン後の経過も、集客、売上とも好調、お客様の評判もとても良いですとのお話があり、満足のいく結果になっています。
飲食メニュー開発、お土産のオリジナル商品開発、ここでしか買えない商品探しとメーカーとの交渉を実施。
スタッフ教育を含むコンサル業務を担当。