Hakusuisha

Group Interview

2019年入社のMさんとOさん、
そして1年後輩になるIさん。
同時にデザイナーとして入社した
3人の若手たちに、
白水社の仕事のこと、
会社のことについて語り合ってもらいました。

デザイン職

事業本部 
デザイン企画部

I.I.

デザイン職

事業本部 
デザイン企画部

O.Y.

デザイン職

事業本部 
デザイン企画部

M.R.

幅広いチャンスに
恵まれているから、
若手時代も三者三様。

今さら改めて座談会というのも照れくさいけど、最近2人はどんな感じですごしている?

そうだね、最近は店舗の設計・デザインを手がけることが多いかな。この間は銀座のスイーツショップを担当したんだけど、メディアへの露出も多くて、けっこう自慢できる仕事かも(笑)。

わかります(笑)。そういうのは何気にテンション上がりますよね!

その仕事、僕も気になっていたな。やっている最中は、けっこう大変そうだなと横目で見ていたんだけど。

そうだね、私自身がまだ飲食店の経験も浅かったし、予算も限られた中でお客さまの高いご要望に応えるために試行錯誤の連続だった。だけど壁が高かった分、乗り越えて無事に納品できた時の達成感はすごかった。

それが結果的に世の中でも話題になったのは、本当にデザイナー冥利に尽きるよね。ところでIさんは、最近どんな仕事を?

私が最近印象に残ったのは、アパレルブランドの店舗デザインですね。はじめてお客さまとデザインの打ち合わせから完成までを手がけさせてもらって、新しい商品の見せ方を提案したり、こだわりと挑戦をくりかえしてやり切った充実感がありました。

たしかに、僕たちくらいの若手でも、デザインのアイデア出しだけとかじゃなく、業務の最初から最後まで関わらせてもらえるのは白水社のいいところだよね。

はい。私の場合はもともと就職活動の時に「若いうちから経験を積みたい」と思っていたので、そういう環境も入社する時に魅力を感じたポイントでしたね。ちなみにOさんは、最近どんな仕事をしているんですか?

最近は展示会の案件に関わることが多いかな。中でも、50メートルのファサードのデザインを手がけたことは印象に残っている。

50メートルですか?

うん。こんなに広い空間で間伸びしないように、どの角度からどう見えるか、徹底的に検証できたことが勉強になったし、成果物としても目に見えて大きなものだから、完成した時のやりがいも大きくなるよね(笑)。

そうなんだね。同世代の3人だけど、白水社は案件の幅が広くてそれぞれやっていることもけっこう違うよね。社内でいろんな領域にチャレンジできるのは、本当にありがたいことだと思う。

そうそう。社内にいろんな仕事があって、自主性も尊重されるから「やりたい!」って手を上げた仕事は、だいたいやらせてもらえるし。

こだわりを持って
仕事ができることが
うれしい。

さっきの話の中で、私の就職活動の時の話にも軽く触れましたが、おふたりはどうして白水社に入社を決めたんですか?

私は大学時代に舞台美術をつくった経験から、施設のデザインや設計をプロとしてやりたいと思ったの。中でも白水社に感じた一番の魅力はやっぱり、これまで話してきたような案件の幅広さだったかな。

そうだね。僕は大学で建築に関して幅広く学んでいたんだけど、大きな建築物よりも空間デザインの方がそこを利用する人の感情がイメージしやすくて、魅力的に感じた。その中でも白水社に惹かれたのは、けっこうホームページの影響が大きかったかも。

どういうことですか??

ホームページに載っている「あらゆる質へのこだわり」というメッセージに共感できたし、会社のロゴマークのデザインをはじめ、サイト全体からそのこだわりを実感できて、僕もこんな風にこだわりを持って働きたいと思ったんだよね。

それ、本当にわかる!実際にデザイナーとして働き始めて、百貨店とかへ行った時にどうしても細かい装飾とかをチェックしちゃうんだけど、細かいところや素材に中途半端な部分が見えると「もったいないな」と思ってしまう。

本当にそうですね。私も入社前から「こだわりのある仕事がしたい」と思っていて、白水社の先輩はちょっとしたことにも妥協しないから、デスク周りの物とかにもそれが表れているような気がします。

そういうDNAみたいなものを、たぶんホームページから直感したのかもしれない。仕事においても、「お客さまはこんな細かいところまで気にしないかな」という部分でも白水社の先輩が許さないから、自然とそういう姿勢は受け継がれていくよね。

お客さまよりも強くこだわる。それがプロフェッショナルということなのかもね。

かっこいいです(笑)。

若い時から力を
発揮できる。
長く活躍できる。

そんなこだわりの強い人が多い会社だけど、ぶっちゃけ先輩たちとの関係はどんな感じ?

私は最年少ですけど、若手の先輩も増えてきているから、すごく相談しやすくて働きやすいです。仕事でもやり方を押し付けられることはなく、むしろ若手の意見を取り入れていただけると感じていて。

そうだね。僕もこの間、お客さまへの提案書の見せ方についてこれまでと違うやり方を提案したら「いいね」ってアイデアを採用してもらえて。そういう雰囲気だから、若手の自分たちでも萎縮することなく自由に発想したり発言したりできて、それが仕事の楽しさにつながっている気がする。

たしかに。案件ごとにわりと少数精鋭の体制だから、若手かどうかに限らず一人一人の個性や能力を尊重して、チームとしての力を高めようという意識があるのかもしれないね。

そういう意味では、最初の話にも戻りますけど、やっぱり1年目からでも活躍しやすい会社なんだと思います。

あと、もうひとつ言わせてもらっていい?

急にどうした(笑)

うん(笑)。今話していたように、白水社は早く活躍できる会社でもあるけど、同時に長く活躍できる会社でもあると思う。

つまり?

いや、やりがいのある仕事だからこそ、長く続けたいし、そのためにはバランスも大事かなって(笑)。学生の時はデザイナーってかなり激務なイメージもあったから。

そのイメージが古いのかもしれないですけど(笑)。でもたしかに、忙しい時は遅くなることもあるけど、ちゃんと残業代が出ますし、基本的には18時とか19時くらいには帰っていますからね。

余裕がある時は平日に休みをとる先輩も多いよね。あと、働きやすさという意味では、時短勤務や育児をしながら仕事を続けている女性もいるから、私も“長く”働けそうだなというイメージはある。

デザイン職を
志望するみなさんへ。

では最後に、白水社に興味を持ってくれている学生たちにメッセージを。

そうだね、「白水社に興味を持っていてもいなくても」になってしまうけど、とにかく就職活動はいろんな会社を見るチャンスだから、納得するまで業界や会社を研究してほしいです。その結果として、白水社に興味を持っていただけたら、すごくうれしいですね。

私は特にデザイナー志望の学生に向けてなんですけど、学生のうちに空間に限らずいろんなデザインを見てほしいと思います。感性に引っかかったものに対しては、「どこがよかったのか、なんでよいと感じたのか」を考えると、デザインの引き出しがどんどん増えていくと思います。

僕もすこし似ているんだけど、やっぱりデザイン志望の学生には常にいろんな視点でものごとを捉えるように意識してほしいなと思います。「自分ならこうするな」をくり返し考えることが自分なりのデザイン思考につながって、自分らしいスタンスが身に付いていくはず。

では、デザインの世界でお会いできる日を楽しみにしています。

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